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 深水黎一郎の海埜シリーズ3作目。
相変わらずの綺麗な文体で好きだなーって思う。
合間に挿まれる薀蓄も量が的確で無駄も無し。
作者に相当の知性を感じると思うがプロフ見てもらえると納得の学歴してます。
ただ頭良いせいかクライマックスの盛り上げ方に興味が無いのかわかんないけど常に淡々とした解決編になってます。
そこだけが悔やまれるがそこも味なんだと思う。
またオペラ「トスカ」の新解釈が書かれてるけど、これこの人のオリジナルみたいで誰もやってない解釈らしい。
作者もあとがきで誰かやってくれませんかと言ってるんだけど、これは誰かやってほしいなあ。
トスカは作中に書かれてる事しか知らないけど、この解釈こそ完成形って気がするわ。

完璧にフェアだし密室トリックも納得だし、情報量は少なすぎる感もあるが、ミスリードが知的と云っていいんだがオチの順番逆にしたほうが最後に与えるインパクトがでかいと思うんだけど、そうはならない、そうはしないの巻きで芸術的テーマにそぐわないからなんだろうかなぁ。

250頁しかないし戻って読む事もしなかったんで前半はずれの後半あたりでした。
解決編に辿り着いて再読する人は少なそうだから前半当たらないのがほとんどじゃないかな。
少なくなるような造りにわざとしてるとしか思えないけどw

最新作の「ジークフリートの剣」が人気あるみたいなんで期待してシリーズ進めて行くかな。
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道尾秀介 真備シリーズの2作目。

ホラー作家の道尾は、取材のために滋賀県山中にある仏像の工房・瑞祥房を訪ねる。彼がその夜見たものは、口を開けて笑う千手観音と、闇の中で血を流す仏像。しかも翌日には仏師が一人消えていた。道尾は、霊現象探求家の真備、真備の助手・凛の三人で、瑞祥房を再訪し、その謎を探る。工房の誰もが口を閉ざす、二十年前の事件とはいったい。

↓<アマゾンレビューの一部コピペ>

著者は、あるインタヴューのなかで、本作について以下のように語っています。


  〈「単純な連続殺人ではなく、一つの死自体が別の死を呼び込み、
   それが連鎖してしまった」という不運を描いた話〉


これに続けて、犯人が仕掛けるトリックはあまり重視しておらず、むしろ
〈「トリックが人を殺す」ような話は書きたくない〉とまで述べています。

人を殺すのはあくまで人であって、決してトリックではない――、と。


かねてから著者は、「本格ミステリは人間を描く手段として最も有効だ」という主旨の発言
を繰り返していますが、その真骨頂が、本作において余すところなく発揮されています
--------------------------------------------------------------------------------------------------------------

確かに本格だったんだけど、トリックが簡単すぎる上にインパクトが無さ過ぎてずっと盛り上がる事無く終わってしまった。読みやすい軽い本ではあって、サクサク進むんだけど読みながら、メイントリックが思いついてしまう;
200頁ちょいから消化試合でした。
凡作です。

また個人的な問題なんだけど、犯人に関係する情報以外の、話の構成的に繋がっていく伏線になる情報、これを情報N(ノイズ)としてるんだが、これが多すぎる。これを終盤でいくつも綺麗に回収していかれてもあんまり何とも思わないんだよなあ。
島田荘司の<摩天楼の怪人>なんかだとノイズほぼ0で最後に全て回収するわけで、格が違うっつうか。
小ネタもアレンジがほとんどだし。

上記コピペのレビューからもまた期待できそうにないと思った。
たぶん趣味が合わない。
シャドウ読んでみるがこれでダメならスルーでー。
 09年本格ミステリ大賞で13票で2位になってるんで買った。
読んでる間は面白くて割りとスピーディーに詠み進めれた。
誘拐犯に読者もろとも手の平で転がされるような感覚が味わえれる所は見事なもんがあります。


けどこれ本格かなー?
6章「罪の造花」で一区切り付いて、最終章「最後にして最大の事件」となっておりまして。
女王蜂様は結局正体不明で終わりまして、最終章で判明するんかと思えば
こっちはこっちで僕からしたら秒殺で女王蜂関係ねーっていう。
なんだろなーこれ最終章の50頁くらいが推理小説なだけなんかなー短編やん。
400頁までを推理小説としても視点切り替えが多すぎて誰メインなんこれ?って感じやし、やっと事件構造が推理できるのって○○の視点の記述が始まって、○○の父親の情報が初めて出てきたところなわけで、裏取引の候補が2名に絞り込まれ、○○が電車に乗った辺りでの女王蜂のメールでやっと確定。その後ちょっとしたらもう終わるじゃんこれ。えーっと、もっと早い内から情報が欲しかったということでー、序盤200頁くらいで○○の情報なんて田舎からやってきたやつ程度にしかないわりにうさんくさい共犯者かも?程度しか無いからさー。表の事件終わりまで読んだ時点ではどうしようもない構造だと思うんだけど。表の事件終わった時に裏の事件が推理可能な造りになってて欲しかったなっていう事。犯人の思惑が推理不可な造りなのがストーリー展開的に腹立つっていう。


あとちょいちょいそれはねーだろーっていうような記述と設定があって困りました;
滅多に思わないからあんまり書いたことねーんだけど、御都合主義が目立った内容だと思いました、他の人のレビューみても言われてないけども。


こんな事書いても誘拐ものを敬遠してた割りに面白く読めたんで案外おすすめだったりします。
なかなかリアルに感じられて誘拐犯からのやりとりを自分だったらどうしよー的な…映画で言うと「ミスト」や「宇宙戦争(スピルバーグ)」で自分はどう行動するのが良いか?的な試行錯誤を味わえる所が、美味し。
 



期待通りの大傑作だった。拍手!!
08年本格ミステリー大賞に有栖川有栖の「女王国の城」に1票差で敗れて2位だったみたいだけど
こちらの方が優れてると云っていいでしょう。
文句無しS評価。
現代新本格の主流である作品群では突出した至高の一冊だと感じた。
 

推理反省書いてたけど、おすすめすぎるので余計な事は書かない事に決めた。
 
朝AM6:30にINしたらボッチだったんで10秒で落ちました・p・ノ
ぼんぼんに生まれてニートになりたかったです><

<厭魅の如き憑くもの>
 刀城言耶シリーズ第一弾。
2chが選ぶこのミスで毎年1位とか上位なんで読んでみたけど
あんまり面白くなかったなあ。
ノベルズ版だったんだけど後でアマゾン見たら文庫版には地図あったらしーpq
内容的に地図ないと作者の仕掛けが上手くいかないと思うんだけどどうしてノベルズ版に地図が無いんだ?
まぁ開幕編なんで大目に見よう。

推理しながら読むわけですが
この作品は最終的に3つの仮説に絞られると思う・p・
それでどれが正しいかを理詰めしたいんだけど、どれも決定打が無い。
まあ最後に答えを聞いた後に著者が決定打を言ってくれてはいるんだけど、ちとそれを気づけと云われても無理がある;
本格ってよりは変格じゃないかなって思った。

この3つはどれでもオチに為り得るんだけど、3つともありきたりな気もする処が微妙じゃないかなと。
わざわざホラー入れてこれってのもなーっていう。
んで3つあるわけで解決編で二転三転どんでん返しがおきますなんてレビューあったりするんだけど、そりゃ当然そうなるだろうっていう。
それでもって探偵が2回ミスするわけですからイマイチでした。
昭和30年代の時代背景とホラーとの融合から横溝、京極とも比較されたりしてるみたいだけどこの作品だけならそんなビッグネーム出さなくてもいいと思う、そこから逆に<首無し>とかはマジすごいんだろうなとは推測できるが。今回だけで探偵としての評価すると八つ墓村の金田一と比べてもなんと金田一の方がまだマシな気がした。
コレ以降の傑作の為に我慢して読むって感じかな。
C評価でいいかな。


<虚擬街頭漂流記>
島田荘司が台湾で発掘したミスターベッツ先生の作品。
摩天楼の怪人での解説文からかなりの力量なはずだと思って期待して読んだ。
2章を読み終えたところである仕掛けに気づき、犯人から遠く離れた推理をしてしまいました( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \
森博嗣の「冷たい密室」以来の凡ミスだったわwwww
答え知った瞬間そんなバカな!!!!ですよ。
これだと答え簡単すぎるじゃないっていう。
実際さかもとくんやアマゾンレビュー、読書メーターの感想を見ると、皆さんすぐわかったみたいです^-^
すっごくありがちなオチに逆に弱いみたいですoez

そこで僕はさかもとくんの推理の説明を聞いた上でクレームをしてあげました。
おそらく犯人当たりましたっていう人の半分くらいは論理的に説明ができないけど情報から飛躍した発想が浮び結論だけが解り犯人が当たったと思うんです。
僕はこの論理の部分で詰まったわけで、なぜか今回は飛躍もできないくらいミスリーディングさせられましたww
作品内で「AIによる犯行」は否定されます。否定された理由はAIは15m以上の移動ができない仕様であり、被害者が居た現場の周り15m以内にAIはどこにも存在しないということからでした。
では発見現場と犯行現場が違うのか?という点に目が行くと思います。
しかし犯行をしたと思われるあるAIがどこの場所に存在しているかを断定する記述は無いわけで、ここは推理になる。
つまり、犯行を犯したAIが普段居る場所を推理できたなら正解だろう。
ここを除外し、登場人物の少ないこの作品でこいつが犯人です→当たりましたー!じゃダメだろう。
また主人公が仮想空間に突入した描写は仕掛けに気づいた人なら記述が無いという事がわかるんです。何故そんな仕掛けを入れたんだという方にいっちゃうだろーいやんばか><

ストーリーA フーダニットC ハウダニットB ホワイダニットD 描写A 論理B 総合B 
総合BかーAにしたいんだけど弱ったな^^;
しょうがないか、次に超期待する、どんどん翻訳してくださいね><


さて、今日はずっと起きとくか睡眠をとるか、どうしたもんか、悩むなあ。
 伽胡さまサンクス・p・ノ
アマゾンは配送まで2~4週間とか書いてたけど3日営業くらいでした。

こいつは読者参加型犯人当てミステリーって事なんで頑張るよ!
最優秀賞はイギリス旅行なんで僕が日本を旅立つ日も近いよ!


おそらく読み始めるとかなりの時間考えてしまうだろうから、今積んでる本を読んだ後にするので、たぶん来月読むよ。
今年中には応募用紙郵送だったと思うので、しばらくTSのINは減らすよ!
ブログの更新もあんまりしないよ!


チュースー・p・ノ
構成と仕掛けが無数にあり、至る所に暗号が含まれているかなり難解な部類の本です。
 作中作を読了までと読み取ると、作中作内で最後に明かされる犯人は嘘だと考えて良いと思う。
では真犯人は誰か?と考えると彼しか居ないわけで、本書は実はアンチファンタジーなわけだ。

なんか文庫版の方の解説に、暗号解読してるブログがあるってことだったんでそのブログ貼っとく。
ttp://web.archive.org/web/20050904194655/darjeeling.dip.jp/blog/okko/categorylist_html?cat_id=2

答えが二通り見つかった時に、タイトル「匣の中」を考えると、結局これってシュレディンガーのアレなんじゃねえかって思ってしまって、、、匣を開ける事ができないんだから、答えをどっちかに決定なんてしない方がいんかもしれんなーなんて思ったり。


暗号を創った技量は凄いものがあるんだが衒学的な部分についてはちょっと下手かな。
薀蓄話を長々として結論として言いたいことがあっさりしすぎてるから冗長に感じる。


見事な一冊だけどAいくほどおすすめできる作品とも思えないからBになるかなー;
読んだ後に考えてみることをしないと作中作内解決だけして終わってしまうからよくわかんないだろうし。
 久しぶりに東野圭吾読みまみた!
叙述があるよ!ってことなんで、しょうがねえな解いてやるか!
って感じで読み進めていったんだけど
あまりにも時代を感じるベタな叙述で逆にわかりませんでした!

しかもそれを可能にする設定がひどいwww
なんかニックネームみたいなのがあるとすげー疑ってしまって
別人なんじゃねーか?とは思ったが…まあベタなトリックを豪快に決めたって感じかな。
主人公が老婆に変装しているという話なんで、逆に犯人が誰かに変装しているぜ!って思い込んで読んでたんだけど、変装じゃなくて、全くの別人が成り済ましていたという;;
社長さんの隠し子を捜す時に本人確認ちゃんとしてないってこれどうなの;
身分証明等の写真掲示してもらって確認してないとはー。
恋人期間があって偽名使ってるともわからんとは。
頭の良い設定の主人公がこんな凡ミスをしてるなんてわかんねーよ。
もしかしたらこれは「ねーよwww」で楽しむ本だったかもしれない。


推理小説にしては推理をするところがほぼ無く、ストーリー追うだけって感じで
全300頁の内の250頁までに事件が一つしか無いのも苦痛でした。
あとすんごい久しぶりにダイイングメッセージが出てきてちょっと笑ってしまったんだけど
これがまたベタな出来でどうしようもなかった。
いろんな解釈が想定される中、主人公の決め手になった推理の根拠がこれまた説得力が無く歯がゆい。


懐古要の一冊だろうか、C評価以下かな。
 プロローグ読んで、コレで犯人がコイツだったら面白いと思いながら読んでたらそのまんまだった。

前作「武家屋敷」に続いて、謎が3連発と飽きる事が無く読み進める。
しかし読了後はなんだか少々物足りなさを感じてしまう。
思うに情景描写が足りなく不可能犯罪だという押しが足りないんじゃないかな。
そしてキャラが軽く、クライマックスとなる解決編での雰囲気が無い。
文章から雰囲気がこないってのがまずい。
傑作と呼ばれるものはすべからく傑作としての雰囲気を持っているだろー。
解答聞いても衝撃が無さすぎる。
密室1:清人の高山病死が何故起こったのかはわからなかった。事件の流れは完璧正解。
密室2:これについてはちょっと文句いいたい。犯行現場が違うわけで、死体を室内に移動した際に移動した証拠が検死によってわかるはずだと思う。検死ししてもわからないような移動手段の明記が必要だろう。
密室3:割合すぐ解けたんですが、その理由が漢字ミスに気づいてなかったからpq 漢字ミスの方の漢字全く知らず意味もわからんかった。よくよく見ればあの字であっちの意味にはならんわな。昭和漢字トリックっすかねこれ。

どう考えてもB評価。





簡単に評価基準説明
・ストーリー:C以下は退屈でBは楽しめる。Aはストーリーだけでも満足できるレベル。

・フーダニット:犯人当ての事。Eは明記or考慮しなくていい、Cは普通なら解る、Bは間違う事もある。Sは既知以外解けないほど。

・トリック:後から「インパクト」という項目を追加したので、トリック自体のインパクトも考慮した評価になっている。なので、解けにくいけどしょうもないトリックだと評価が低くなってたりします。独創性のあるものには+評価している。類似トリックのものは低い評価。Sでも解けるものもあるし、Cでもミスるものもある。

・情景描写:作品の雰囲気や事件状況等のわかりやすさの目安。高いほうが文章力ってやつがある。A~Cの3段階。

・本格:論理的であるかの評価。Eは破綻・アンフェア。C以下は説明されてもわかりにくいとか、説明が少ないとか。Bで標準。Aはエレガント。

・総合
E:燃やしたい。
D:ぶん投げたい。
C:ファンなら読んでもいい。
B:楽しめる。
A:おすすめ。
S:必読。

・インパクト:驚きたい人用の指針。A以上は記憶に残る。

・敷居:Aは中学生から読める。Bは標準。Cは系統によっては無理な人もいるかも。Dは難解。


長編でも推理小説では無いと思ったものや古典は外しました。
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