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動機が見当たらない。
アリバイ記述はほとんど無い。
どれもこれも密室。

それで読者に挑戦してくる。

ああ、なんて素晴らしいんだろう。


検討の付かない問題を前にしてどうやって解こうかって考えるのは楽しい。
学生時代に数学を楽しめなかったのはなんでなんだぜ?

一読しただけなので現在全くわかんない状態だが今夜は朝までどっぷり考えよう。
よくもまあこんだけ不可能犯罪の問題を作ったな。
アマゾンレビューにも書かれていたが確かにこれを正解できるやつはほとんどいないと思う。
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占星術読み終わりました!

読者への挑戦が2回目もあってびっくり!

 

以下、ネタバレなので城文字

 


このトリックは聞けばマジで子供でもわかるトリックだったぜふぁっく!
でもね、反則クラスだろーこれ><
昭和11年から40年も経って警察の捜査が違いすぎるし
なにより最初の平吉の小説が書籍とかで世間に流されてるのがもう><
確かにうさんくさい内容ではあったんでこれ違う人が書いたんじゃねって思ったんだけど俺が嘘と決めつける為に考えた根拠が筆跡と占星術の知識だったんだけどその描写は一切無かったから決めつけれなかったんだってばよorz
しかも一部分が嘘なのかとおもえばこれが全内容デタラメwwwwww
この小説が仮に無かったら、アゾートトリックはぜってーみんなわかる。
最後の犯人の説明を見ると一通り納得はできるんだが
読めば読むほど最初の小説にふぁっきん><

 

昭和じゃないとトリック成立しないことを考慮して95点だな。
すまwwwww傑作なのは間違い無かったwww
 
いまアマゾンレビューみてみたら金田一少年の事件簿がパクってたそうで面白みが半減でしたって意見がちらほらあったw
金田一まるで覚えてなかったんで助かった^p^;
 

予想外なことに読者への挑戦状があった/(^o^)\
 というのも、難解すぎて納得のいく説明ができる推理なんて思い浮かぶ気がしなかったので諦めて全部読もうとしてたから^^;;
 
プロローグ部分だけ書き写そう。
 
これは私の知る限り、最も不思議な事件だ。おそらく世界にもめったに例をみない不可能犯罪であろうと思う。事件は、昭和十一年(1936年)に東京で起こった一種の猟奇犯罪的な連続殺人であるが、登場人物の誰にも犯行を成すことは絶対に不可能であり、犯人は完全に(この表現にはいささかの誇張もない)見当たらなかった。
したがって、当然のように迷宮入りとなり、以後四十年以上に亘り、日本中が大騒ぎで知恵を絞り、犯人を捜したが、私がこの事件にかかわった昭和五十四年(1979年)の春にいたっても謎はまるで手つかずに残されているといったあんばいだった。
しかし、この事件には詳細な記憶が残されており、そのすべての手がかり完璧に世間に公表されて、なおこの結果なのだから、まったく信じがたいほどに手ごわい代物というほかない。
この物語の進行においても、解答がなされるずっと以前に、読者の眼前には解決に必要なすべての手がかりがあからさまな形で示されるであろう。
 

登場人物の誰にも犯行は不可能といっちゃってるんだよなー。
犯人は完全に見当たらなかった。
 
この二文から考えて、登場人物が誰かに犯行を頼んで、既にお亡くなりになってるってことにしたほうがいんだろうか。
不思議な事件に納得いく説明がつくんかいな。

 
御手洗曰く、一本のピンがわかれば子供でも解るような簡単な事らしいんで朝方までにひらめかんかったら諦める方向でいこう。
読者への挑戦状までいってその後5時間くらい読み返して考えたけど
犯人当たるも推理は違った/(^o^)\


悔しいです( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \


エピソード部分で

マリアがいなくなった

なんて一文見たから慌てて双頭の悪魔のあらすじ見てきたら
マリアいたんで安心した。
おk、双頭の悪魔も買おう^p^v


ということで有栖川有栖2作品読みました。
よくミスリード誘う記述が多い。ここはプラス。
クローズドサークル状況での被害を被る緊迫感は弱い。これはマイナス。
キャラ描写は素敵な部類。
関西弁はマイナスwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
江神さんの一つ一つ繋げていく緻密な推理展開は素晴らしい。
全員アリバイが無くアリバイ工作をしていたりもしてないのでむつかしい。
動機はあまり表面化しないが動機面で考えると絞れるし、それにより納得もできる。この点は読者に優しいつくりになっているとおもう。
文章見て閃くんじゃなくてそこから論理的に考えないとたどり着けなくなっている点がいいなあっておもう。


孤島パズルは殺されちゃうかもという危機感が無いので-10点として
90点でフィニッシュ

余談だが、マリアが「本人はまっすぐ歩いているつもりでも右によろけて歩く」という習性が記述されているんだけどあれは何か書く必要があったんだろうか…・p・;
春は二階から落ちてきた。
で始まる本書は心地良い春の風に吹かれるような気分にさせてくれる。

本来なら非常に重い題材であるこのストーリー、もっと悪く言えばよくネタになる暗いテーマのストーリーだが
伊坂マジックにかかると面白いスタイリッシュな作品になる。
ミステリー要素があるので本気出して解いてみたもののあまりにも簡単にわかったのと最後まで読んで、
ミステリー部分は重要なファクターにせず気休め程度の味付けに収めていることに気づいた。
この物語は兄弟愛と家族愛の作品であり、現代小説である。
一風変わった趣向の人物たちの集まりでありながらそれらを見事に描き現代に生きる我々に爽快感を与えてくれる。

秀逸なところは社会性を重視していない点だと思う。
例えば「青の炎」のような
犯罪に手を染める少年の心情を重く受け止め、それに伴う罪と罰といった現実社会のあり方による深い感動を与えてくれる作品では無い。
そこをうまく回避しているのがシュール感であると思う。
だから軽快に爽快な読後感が残る。

また、作中で彼の美術に対しての造詣が深いことはよくわかるんだがここに面白いことが書いてある。
騙し絵で有名なエッシャーは「芸術は進化しない」といったそうだ。
進化する科学のようなものとは違う、だから芸術はそのたびに全力疾走をしなければいけない。
文章というものも進化しないだろうなーって思った。
ただ世界は動いていく。
文章は現代に痕跡を残す。
伊坂幸太郎は達観してるよね。


 
相変わらず「軽快このうえない語り口、きらめく機知、洗練されたユーモア感覚、そして的確で洒落た引用と比喩」が効いている。(解説の引用)
 
彼の文章を見ていると蒼天航路を思い出す。
曹操と袁紹の開戦の宣告でのやりとりで陳琳があてた文書である。
その時の曹操の言葉をそのまま引用すると

「亡き祖父・父の誹謗中傷にはじまり 
 この曹操の半生をここまで貶め蔑み愚弄するか~~~        
         中略 
 この美しき文言 
 この美しき配列・韻律・音調・苛烈な行間に潜む嗣宗・洒脱・品格 
 言葉というものは学べるようでいてない者には永久に身につかぬのだ 
 この言葉は袁紹とは何の関係もない 
 この才人の筆で宣戦布告が受け止められたことは実に喜ばしい」
 
このくらい伊坂幸太郎の文章は誉めていいと思う。
 

伊坂作品は点数をつけにくいなあ。
作品全部込みで評価したほうがいんじゃないかっていう。
なのでラッシュライフと同じくA評価ということで。
どの作品も読んでる間面白くて読後感は爽快だ。

そういえば、さかもとくんに「どんどん橋、落ちた。」を読ませたら
綾辻さん嫌いですとか言うので十角館の殺人を読ませた。
こちらを読んだら綾辻さん大好きになりましたと笑顔だった。
推理の展開を多少うざく聞いてみたんだがひどい推理だったので安心した。
また東野圭吾の「仮面山荘事件」も読ませて雪絵さんのことについて聞いてみたが
彼はあまり好きなタイプでは無かったようで不満を口にしていたので嬉しかった。
暇な時はできるだけ読んでま。

タイトル 著者 ジャンル 評価
変身 東野圭吾 サスペンス B
秘密 東野圭吾 SFヒューマン S
容疑者Xの献身 東野圭吾 ミステリー S
どちらかが彼女を殺した 東野圭吾 リドルストーリー S
私が彼を殺した 東野圭吾 リドルストーリー A
十角館の殺人 綾辻行人 ミステリー B
8の殺人 我孫子武丸 ミステリー C
ラッシュライフ 伊坂幸太郎 ヒューマンサスペンス A
スキップ 北村薫 ライブラリー A


こんな感じかなー。

読んだ順なので記憶の新しいところから埋めていこう。

・スキップ
名作だとは思うんだがおれの年齢だと読んでて凹んでくる^p^;
学生か40代、もしくは家庭持ちの人が読んだらすんなり感動すると思う。
学校の先生になってみたくなったりするw
マイナス点は主人公以外のキャラが若干薄い。もうちょい掘り下げてほしかった。


・ラッシュライフ
再スタートしたくなってくる作品。
5つのストーリーが絡まり1本のストーリーになるんだがその中でも好かったのは黒澤だろう。
この泥棒は実に面白い。
また伊坂作品全体が繋がっているらしく、重力ピエロでこの黒澤が探偵をすると聞いたので
重力ピエロすごく読みたくなってきたw


・8の殺人
コメディー色が強いんだよなあ、個人的にシリアスの方がいいので減点や。
設定はリアルで行っているんだけど人物が非リアルな印象を受けました。
トリックは最初の数ページで分かると思うが犯人当てるのは至難だ^p^;
ミステリの勉強には非常に為になる本ではある。
この作品では密室殺人の状況分析が詳しく語られている。


・十角館の殺人
綾辻さんのデビュー作。
小説ならではの犯人でこれ映画化したら数分でネタバレおきてしまう。
多少不満もあるが読んでて面白かった。
代表作かと思って読んでたんだけどどうやら他にあるらしい。
この出来でデビュー作だからなんかおらすっごくドキドキしてきたぞ。


・私が彼を殺した
犯人はあなただ。
この1文が最後の文章。
1回読んだ後だと犯人さっぱりわかりません。
再度よく読みなおして犯人がわかるとすごく嬉しかった。
連載版と文庫版で犯人を変えたせいか、一つ汚点が残る。
終盤での容疑者3人に容疑があり、それが無くなり、再度容疑がかかる展開は秀逸。


・どちらかが彼女を殺した
容疑者は二人。
これも1回読んだだけだと犯人がどっちか全くわからん。
加賀と康正がたどり着いた結論と容疑者2人の行動、現場に残った証拠品を論理的に考えると犯人がわかる。
読者を探偵にさせてくれるところもすごいがストーリー自体も面白いので傑作で間違いない。
大学生以降に読むのが最適かな。


・容疑者Xの献身
二人の天才のお話。
東野圭吾が思う最高の純愛、最高のトリックらしい。
石神という男が如何に凄まじい男かわかる人じゃないと楽しめないだろう。
彼には心胆からしめられた。
信じられないという思いを湯川と共に共感するだろう。
ドラマみた人なら湯川の凄さがわかっているので入りやすいと思う。
間違っても映画版は見るべきでは無い。


今のとこはずれは無いなあ、評価高いのしか読んでないからだろうが・_・ゞ
綾辻作品と伊坂作品はもっと読みたいなあ。
なんかミステリー読みたいんだ・_・ノシ
東野圭吾の小説

この読後感…
これほどの読後感は「罪と罰」以来だ。

罪と罰は泣けるし確かな希望があるしソーニャに対してはラスコリーニコフ同様に愛情を持ち、感じた想いは一つのベクトルで消化されるが

この秘密は無数のベクトルをどこへ飛ばせばいいのかわからない。

「そんなバカな……これしかないのか」

読んだ後の最初の感想。だが空白のページは答えてくれない。


秘密のあらすじ(wikiコピペ)
杉田平介は自動車部品メーカーで働く39歳。妻・直子と11歳の娘・藻奈美との3人暮らし。
ある日、直子の実家に行く為に直子と藻奈美の2人が乗ったスキーバスが崖から転落してしまう。直子と藻奈美は病院に運ばれたものの、直子は死去してしまい、藻奈美は奇跡的に助かった。しかし、助かった藻奈美には直子の魂が宿っていた。


「秘密」の前に「変身」を読んだのでそれについても書いとこう。

変身はダークな話で誠実な部類、つまりおれのような人間から見ると
ダークな成瀬純一の行動・言動は最初の内は痛快であり、憧れそうになる。
ただ段々と「行きすぎ→もはや異常者」という評価になる。
その過程の描き方が実に巧みである。
故にこの小説は主人公に共感はせず主人公をどうにかして助けてやりたくなる。
懸命に助けようとしたが助けられなかった
そんな絶望を読者に与えつつも主人公は望んだ結末を迎えるのである。

変身は女性が読んだ方が感動すると思う。ヒロインに自己を重ねるのが正しいとおれが思ったから。
ただ残酷な描写もあるのでR-18とする・_・

変身のあらすじ
或る大学病院の研究室の中で眼を醒ました成瀬純一は、脳医学の権威であるという、医師の堂元博士から、世界初の脳移植手術に成功したと聞かされる。手術は成功したように思われたが、だんだんと違和感を覚えはじめる。病院を退院した後も、違和感は少しずつ大きくなってゆく。食べ物の好みや、画風、性格そのものが、次第に変貌して行く…。



2作品を読んで、東野圭吾は素晴らしい小説家だと認定した。
またネタバレの隠し方が巧妙で見事騙されるがすごく得をした気にさせてくれる。


東野圭吾で他に気になったのが
どちらかが殺した
容疑者Xの献身
の2つあるのでどちらも読んでみようと思う。

どちらかが殺したは推理物で読者の怠惰な姿勢を非難したものらしく
容疑者は2人しか存在せず、ラストには主人公が犯人を当てるのだが
犯人の名前を表記していないという変わった作品らしい。

自分の読解力を試すには良いなあとおもったので読んでみよう。
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