予想外なことに読者への挑戦状があった/(^o^)\
というのも、難解すぎて納得のいく説明ができる推理なんて思い浮かぶ気がしなかったので諦めて全部読もうとしてたから^^;;
プロローグ部分だけ書き写そう。
これは私の知る限り、最も不思議な事件だ。おそらく世界にもめったに例をみない不可能犯罪であろうと思う。事件は、昭和十一年(1936年)に東京で起こった一種の猟奇犯罪的な連続殺人であるが、登場人物の誰にも犯行を成すことは絶対に不可能であり、犯人は完全に(この表現にはいささかの誇張もない)見当たらなかった。
したがって、当然のように迷宮入りとなり、以後四十年以上に亘り、日本中が大騒ぎで知恵を絞り、犯人を捜したが、私がこの事件にかかわった昭和五十四年(1979年)の春にいたっても謎はまるで手つかずに残されているといったあんばいだった。
しかし、この事件には詳細な記憶が残されており、そのすべての手がかり完璧に世間に公表されて、なおこの結果なのだから、まったく信じがたいほどに手ごわい代物というほかない。
この物語の進行においても、解答がなされるずっと以前に、読者の眼前には解決に必要なすべての手がかりがあからさまな形で示されるであろう。
登場人物の誰にも犯行は不可能といっちゃってるんだよなー。
犯人は完全に見当たらなかった。
この二文から考えて、登場人物が誰かに犯行を頼んで、既にお亡くなりになってるってことにしたほうがいんだろうか。
不思議な事件に納得いく説明がつくんかいな。
御手洗曰く、一本のピンがわかれば子供でも解るような簡単な事らしいんで朝方までにひらめかんかったら諦める方向でいこう。
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