事件は簡単だしもう一つのトリックはありがちであり、やや苦しい装飾で、聞いても特に何も思わなかった。
当たって嬉しかったのは記述者が誰であるかという一点でした。
本文は記述者が変な奴でなかなかジョークが効いてて面白かったんだけど事件がしょうもなかった。
密室についてもネタ切れかな?と思わせるような内容。
森博嗣やっちゃいました。
間違いなくアンフェア。
結末の論理はよくできていたし面白かったのでこれは致命的だ。
作中人物なら解けるだろうが読者には解けない。
フェアなら叙述トリックになると思うが、アンフェアだったので名前の記号についてはスルーしてた。
意外な犯人パターンであるが犯人についての記述がほぼ無いのでこれは当然そうなるだろう。
もったいない作品だったな。
森博嗣S&Mシリーズ4作目ノベルズ版読んでます。
さかもとくんが敗北して3勝1敗
僕は今2勝1敗。並ぶチャンスだぜ。
ところが一読してみたら、まったくわからない。なんなんでしょうねこれ。登場人物の行動や事件が起こったときにどこにいたんだってやつがちょいちょいいてよくわからない。死体を犀川も萌絵も見ていないから死体描写はほとんど無いし検死もあんまりかいてないし、なんか隠してる情報があるんじゃねっていう違和感は感じた。
たぶん今回は今までと違って「わかったぜ!ちゃん」が少ないはずだ。
読み直してコレかな?てのはあるんだけど犯行過程でちょっとよくわからんことがあるので整理がてらここにメモを残しておこう。
初級では無いと思うので続き表示にしようかな。
9章全部読んで推理開始。
10章は危険な真実
11章は不快な真実
ということでこの先は読んじゃダメだ。2段構えみたい。