伝説週間またいだり、S&Mシリーズまたいだりで超進まない上に1350Pあるという;
現在650Pくらいまで進めた。
鉄鼠の檻
老賊魔魅に入り、人天を脳乱して了る時なしとか――
○鉄鼠――――画百鬼夜行・前編――陽
頼豪の霊鼠と化と、世に知る所也
円城寺戒壇事――太平記巻十五
2Pに渡って経典みたいな難解な文章で読んでない。
プロローグ 頁10~21
「拙僧が殺めたのだ」
「――尊公はお目が悪いのか。それならば改めてお教えしよう。今御身が足で探っていたのは、それは人の骸だ。だからと云って、そのように畏れることはない。それに、それはもう成仏しておる」
「たしかに尊公の云う通り、不殺生は仏の教え。否、こと人殺しとなれば、これを犯さぬことは僧に限らず人の倫でもあろうな」
「ならば何故」
「たしかにそこにあるのは人の骸。だが拙僧が殺めたのは人ではない」
「何と仰います」
「人を殺したのではないと云っている」
「それは人でなし、と云うことでござりまするか。ここで亡くなっているのは人でなし、つまり御坊は許しておけぬ悪人を成敗したと」
「違う違う。人を裁くのは僧の役目ではない。それにそこなる骸は悪人などではないのだ。先程尊公が申された通り――正に仏である」
「彼の者はそう、牛だ」
「――拙僧は鼠だ」
坊主と尾島佑平の会話。尾島逃げ出して終わり。
登場人物一覧(自作)
明彗寺
覚丹禅師
中島祐賢:風紀教育担当。曹洞宗
桑田常信:厨房担当。曹洞宗
和田慈行:総務人事担当。若い。美形。臨済宗
了念:建設担当。死亡。俗人と見做され嫌われていた。臨済宗
英生:雲水の一人、若い。
大西泰全老子:臨済宗。
哲童:大男。多少知能遅れ。
仁秀老人:仙人のような人。寺の近くで哲童、鈴と共に暮らす。
鈴:振り袖を着て歌を歌う。13歳くらい。
松宮鈴子:13年前に消息不明、目撃証言によると振り袖を着て歌を歌っていた。飯窪の親友だった。
仙石桜
久遠寺よし親:姑獲鳥に登場した元医者
今川雅澄:待古庵を経営する古物商。大戦時、榎木津の部下。
飯窪:奇譚舎。今回の舞台となる箱根が地元。
中善寺敦子:奇譚舎。京極堂の妹。
鳥口:奇譚舎に雇われているカメラマン
富士見屋
京極堂:神主にして書痴。箱根で発見された蔵から書物が出てきて鑑定をしにいく。
千鶴子:京極堂の細君
関口:鬱病文土。京極堂に連れられて箱根に。その後、鳥口に呼ばれ敦子の元へ。
雪絵:関口の細君
警察
山下:警部補
増田:山下の部下。人情派。
菅原:地元警察官
その他
榎木津:超探偵
山内銃児:倫敦堂。京極堂曰く―諸葛孔明の様な人。
(´ー`)y─┛~~ 諦めようPR