小野不由美の長編ミステリー。
450Pくらいと短い方だが屍鬼5冊よりは良いと思ってこっち選んだ。
十二国紀アニメしかみたことないが
あれみたいに非常に設定は作りこまれてる。
なので黒祠の島の存在感はしっかりしてる。
ウィキ引用
あらすじ
調査事務所を営む式部剛は、懇意にしていた作家の葛木志保が行方不明になったことから、九州北西部にある彼女の故郷・夜叉島を訪れることになる。しかし閉鎖的な村人からは情報を得ることが出来ず、一旦は島を出ようとするが、何か異様なものを感じ村に留まることにする。その後、村の医師・泰田の協力を得られることとなったが、泰田から伝えられたことは「葛木志保は死んだ」という言葉であった。明らかに他殺体であるのに、真相を調べようとしないことに不信感を抱いた式部は、村の事情や過去に起こった出来事を調べていく。
この小説の探偵役は島民からの会話と事件現場の調査で前者に比重が傾く。
獄門島でもそうだがこれは会話してくれないと話が全く進まないのでしょうがない。
島の部外者を敬遠する設定の人たちではあるがやはり殺人というもののパワーがそうさせると俺は解釈してる。
推理するとこれがまた何度も袋小路に突っ込む。
怪しいところを怪しむも虚偽だと断定できない。
400Pまで五里霧中で突っ走る。
遂に確たる証言を得る。
確たる証拠を得る。
そして犯人は特定した、が一点だけが不整合納得できる説明を付けれない。
ここで後は楽しもうと推理終了。
なるほど納得のオチでした、強引ではあるが個人的にはなかなか面白いと思った。
がんばって推理する人以外には全くおすすめせん作品だな。
アマゾンレビューみるとそんな感じでした。
また登場人物一覧とか無いんだがそれも納得の合計40人↑登場なので頭に入らない人もいるのは仕方ない。
そうなると駄作認定になってしまうのは仕方ないと感じる。
この推理の仕方は良いと思うんでおれの評価は80点。
個人的に一番気に入ったのは浅緋ですねえ。
異常なキャラ造型だけどそれが黒祠の設定によく合ってる。
萌えキャラでは無いでしょうか。
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