670Pの分厚い長編。
今340Pまで読んだ。
冒頭部の三崎陶太の手記が120Pあるんだけど
これが非常に読みにくい、その理由が大半の人間が読むと
精神破綻者が書いてるとしか思えないからで
これがもうめまいを起こしそうなレベルだった。
まさか120Pもあるとは思わず最初は丁寧に工業や食品の毒について
ネットで一々調べては正確な事を確かめたりとじっくり勉強しながら読んでたわけだ。
なかなか疲れたなあと思ったところで急展開意味不明の描写出来事が続く。
もう無理ぽ気分になったところで死者を蘇らす熱いクライマックにさしかかり
徹夜中によくあるナチュラルハイの気分に陥る。
実に面白い。
そして御手洗・石岡・東大教授の会話シーンへ。
教授はこの著者は精神異常者説を唱える。
御手洗はこれが実際に起こった事実であると唱える。
真っ向から対立する関係を面白がり御手洗は教授にゲームをしようと言う。
互いの説を論破しようって言うわけだ。
教授はさすがに賢い人であるし、御手洗の着眼点は凄まじいので
読者と石岡君は結構置いてけぼりだ。
置いていかれるわけにはいかないぜ!と思ってむつかしい言葉をぐぐるぐぐる。
冒頭120Pを読むだけで神経衰弱していたので推理しないままでしたが
御手洗の考えにはどうせ至ってないだろうなと思った。
御手洗凄すぎんぞ。
今日はもう時間が無いので一時中断ということで日記は終わり。