京極堂オープンの本作品。
真本格ミステリじゃなくて文学ミステリという事でOKでしょうこれは。
詭弁ともいえるがこれほど論理性のある解釈説明の上手い人がいるとは驚愕に値する。
これが全体の構成、犯人、トリック、陰陽師探偵、ワトスン役と全て一貫した整合性のある傑作だった。
こんなんアリ?って思う人もいるみたいだが上手く反論できないほど巧みなんだここが。
文章はなかなか複雑なんで読みながら理解できているかと問われればはっきり理解しながら読んでいけた人はほぼいないんじゃないかな。
それゆえに記述者の関口に感情移入しやすいと。
もう20:30いったんすとっぷ。
評価はAかBかで迷うなあ。
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