この映画を素直に最高だ傑作だと言える人は少数であると思うが、「楽しめた」となら多くの人が言える映画ではないでしょうか。そのくらいの評価です。
70点くらいですね。
ストーリーは
序盤で世界観とキャラ紹介を素早く済ませるが正直わかりにくいっていうか頭に入らない、入りにくい設定であり、OZについては結構いきなりクル。セカンドライフの認知、ネットをやっている人ならこの辺は受け入れられると思う。中盤に入るとどーゆう話かだんだんわかってきて話にのめり込んでいき、クライマックスの盛り上がりはよくできていた。
リアリティーを追求する人にはおすすめしない。
花札のルールは知っている方が楽しめると思います。
僕は花札全くわからないが英語でいうと文脈から訳を読み取る感じで見ると楽しめました。なんかすごそうっていうｗｗｗｗ
カット演出がしっかりしているのですごいのきたってのは素人にもわかるように見せてくれてます。
キャラクター
まず絵柄があまり好みでは無いのでヒロインかわいいとかってのは無かった。
キャラの中身としてはキャラゲーってほど魅力のあるキャラはいないかな。
内気だが数学の天才の主人公、主人公に彼氏役を頼むヒロイン、ネットヒーロー、政財界の人脈も持つ武田家家臣の血を引く大婆ちゃん、機械に知的好奇心を持たせた開発者。
どいつも素直に素敵だとは言い難いキャラばかり。
時をかける～は大衆的であったがサマーウォーズは大衆向けにはならないと思う。
普遍的な面白さもあるが、良く言えば王道で、言ってしまえば古い展開が多くある。
どこを狙ったのかよくわからんって感じだけどまあそんなこと僕が考えても仕方なくその必要も無いので省略して、前作との比較は必要だと思うのでここで言う。
時＜夏です。
こちらのほうが意欲作で新しい創造に貢献してるところを評価したい。
時をかけるはタイムリープものとしてはすごく単調な作品で恋愛ものとしても平凡でうまくまとめましたってだけでオチもひねりもなんもないと思うんだけどタイムリープものを知るには良い。
サマーウォーズは大家族、武田家、花札、彼氏役と古い時代と、OZというネット管理社会、数学暗号等でネットを、甲子園や誕生日、親族会議と普遍的なものとを融合させ、そこには多視点観でのどこか一点に不始末を置き、現実とのアンチテーゼともとれる20世紀の21世紀予想的な構成をとり様々な感想を生む作品である。現実的な未来図を描く気は全くなくアニメとして見せる為にと解釈するべきなリアルティーの無さ、非科学的な描写でもって純粋なエンターテイメント作品に仕上げた。
2回観る気はしないが1回くらい観てもいい。
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