内容紹介
〈頭狂人〉〈044APD〉〈aXe〉〈ザンギャ君〉〈伴道全教授〉。
奇妙なニックネームの5人が、ネット上で殺人推理ゲームの出題をしあう。
ただし、ここで語られる殺人はすべて、出題者の手で実行ずみの現実に起きた殺人なのである……。
リアル殺人ゲームの行き着く先は!?
歌野本格の粋を心して堪能せよ!
設定が惹かれますねぇ。
中身は連作短編小説といった感じで進み、読みやすい部類です。
短編問題ということもあり推理は割りと楽でした。
叙述トリックも流石にこの程度だとひっかからない。
フーダニットとホワイダニットを捨ててハウダニットのみを主点にしているわけで、他と違い犯人だけがすでに判っている状態からの謎かけは新鮮でした。
しかし、その謎が大きなものではないのが減点。
ラストは3部作予定のせいなのか続きで終わる。
別に続きにしなくていいと思うんだけどなあ、やらしいわー。
あと5,6冊読んだらまた評価まとめ貼ろうかな。
前に読んだものは再評価してます。
強く記銘されたものは評価高くしてる。
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